グラブルのダメージ計算式を解読する
どうも、ひろです。
本日は、グラブルwiki以下のページに乗っている計算式を解読し、相手へ高ダメージを叩くためには何が必要かを考えてみようと思います。
システム仕様関連 - グランブルーファンタジー(グラブル)攻略wiki
ページにはごちゃごちゃと計算式が書かれていますが、装備や編成を考える上で最も重要となるのは次の計算式です。
基礎ダメージ(D) =
攻撃者の攻撃力
× { 1 + 方陣攻刃スキル × ( 1 + マグナ加護 ) + 方陣攻刃バフ ×( 1 + マグナ加護 )}
× { 1 + 方陣背水スキル × ( 1 + マグナ加護 ) }
× { 1 + アンノウンATKスキル × ( 1 + 神崎蘭子加護 ) + その他のEX攻刃スキル + EX攻刃バフ }
× { 1 + 通常攻刃スキル × ( 1 + ゼウス系加護 ) + 通常楚歌バフ × ( 1 + ゼウス系加護 ) + バハ武器攻UPスキル + キャラ攻撃力UP加護 + キャラ攻撃力UPバフ + 参戦タイミングバフ }
× { 1 + 通常背水スキル × ( 1 + ゼウス系加護 ) + キャラサポアビ背水 }
× { 1 + 通常渾身スキル × ( 1 + ゼウス系加護 ) + オメガ武器強壮 + 通常渾身バフ }
× ( 弱点補正 + 属性攻撃力UP加護 + 属性攻撃力UPバフ - 属性攻撃力DOWNデバフ )
× ( 1 + エンチャントバフ × 参加ジョブ数 )
× { 1 + 攻撃UP(累積)バフ × 累積回数 }
× ( 1 + ストレングス )
× ( 1 + 逆境バフ )
× ( 1 + キャラLB渾身 + 一部の渾身バフ )
× ( 1 + キャラLB背水 )
× ( 1 + キャラサポアビ背水の一部 )
× ( 1 + その他の乗算枠バフ )
このままでは非常に見づらく何が何だかわかりませんので、解釈しやすいように少し簡略化し、かつ考える要素ごとに色分けしてみたいと思います。
基礎ダメージ(D) =
攻撃者の攻撃力
× { 方陣攻刃スキル × マグナ加護 + 方陣攻刃バフ × マグナ加護 }
× { 方陣背水スキル × マグナ加護 }
× { アンノウンATKスキル × 神崎蘭子加護 + その他のEX攻刃スキル + EX攻刃バフ }
× { 通常攻刃スキル × ゼウス系加護 + 通常楚歌バフ × ゼウス系加護 + バハ武器攻UPスキル + キャラ攻撃力UP加護 + キャラ攻撃力UPバフ + 参戦タイミングバフ }
× { 通常背水スキル × ゼウス系加護 + キャラサポアビ背水 }
× { 通常渾身スキル × ゼウス系加護 + オメガ武器強壮 + 通常渾身バフ }
× ( 弱点補正 + 属性攻撃力UP加護 + 属性攻撃力UPバフ - 属性攻撃力DOWNデバフ )
× ( エンチャントバフ × 参加ジョブ数 )
× { 攻撃UP(累積)バフ × 累積回数 }
× ( ストレングス )
× ( 逆境バフ )
× ( キャラLB渾身 + 一部の渾身バフ )
× ( キャラLB背水 )
× ( キャラサポアビ背水の一部 )
× ( その他の乗算枠バフ )
各色の意味は、
1. 武器のスキル由来のもの
2. 召喚石の加護由来のもの
3. バトル中のバフ由来のもの
4. LBやサポアビなど、キャラ由来のもの
となります。
黒字部分は編成を考える上では基本的に考慮しなくても良い部分となります。
そして各行頭の赤字にしてる乗算記号を境に、計算式は15個のグループに分けることができます。
ダメージを上げるために最も重要なのは、各グループ内の数値をまんべんなく上げることです。
逆に言うと、同一グループ内の数値を上げても、そこまでダメージが伸びないことが殆どです。
では、いくつかのグループごとにカテゴライズし、順を追って詳しく見ていきましょう。
現状、考える必要のほとんどない部分は文字色を灰色かつ打消し線を引いておきます。
もし詳しく知りたい方はWikiをご覧ください。
①方陣攻刃(マグナ)カテゴリ
× { 方陣攻刃スキル × マグナ加護 + 方陣攻刃バフ × マグナ加護 }
× { 方陣背水スキル × マグナ加護 }
これらの2グループは、マグナ編成を考える上で主軸となるグループです。
1グループ目の前半「方陣攻刃スキル × マグナ加護」は、マグナ編成を作成する上で最も重要な部分ですね。
各マグナ武器にある「〇〇方陣・攻刃」とついたスキルに、マグナ加護がかかるということです。
もう一つ重要なのは、方陣攻刃スキルと、方陣背水スキルが別グループで計算されるということです。
つまり、攻刃スキルと背水スキルは乗算されることとなります。
これが背水編成が強いといわれる所以です。
②通常攻刃(神石)カテゴリ
× { 通常攻刃スキル × ゼウス系加護 + 通常楚歌バフ × ゼウス系加護 + バハ武器攻UPスキル + キャラ攻撃力UP加護 + キャラ攻撃力UPバフ + 参戦タイミングバフ }
× { 通常背水スキル × ゼウス系加護 + キャラサポアビ背水 }
× { 通常渾身スキル × ゼウス系加護 + オメガ武器強壮 + 通常渾身バフ }
これらの3グループは、神石編成を考える上で主軸となるグループです。
上から順に、攻刃グループ、背水グループ、渾身グループとなります。
各グループのスキルには、神石の加護がかかります。
それぞれのグループは乗算なので、マグナ編成同様、背水スキルや渾身スキルは強力です。
ただし、背水グループと渾身グループは、HPの割合によって片方が上昇すると片方が減少するため、反比例の関係になっているため、注意が必要です。
注目したいのは、一番上のグループの後半部分です。
「バハ武器攻UPスキル + キャラ攻撃力UP加護 + キャラ攻撃力UPバフ」
まず気にしておきたいのは、バハムートウェポンのスキルは通常攻刃枠ですが、召喚石の加護がかからないということです。
これは神石の加護効果の記述からもわかりますね(スキル名が違う)。
更に、キャラ攻撃力UP加護は、通常攻刃スキルと同一グループで、加算して計算されます。
これはつまり、神石×キャラ攻撃力アップ石は非常に相性が悪いということです。
キャラ攻撃力UP石は、コロゥ、ディアボロスや、ジ・オーダー・グランデなどがあります。
これらと神石を組み合わせるのは相性が最悪ということは、覚えておきましょう。
また、「通常攻刃枠」と呼ばれるバフは多くのキャラが持っていますが、これは神石編成とは相性が悪いことも知っておきましょう。
さらに、渾身グループ「通常渾身スキル × ゼウス系加護 + オメガ武器強壮 + 通常渾身バフ」の部分より、神石編成とオメガ武器強壮は相性が悪いことも知っておくとよいかもしれません。
③EX攻刃カテゴリ
× { アンノウンATKスキル × 神崎蘭子加護 + その他のEX攻刃スキル + EX攻刃バフ }
このグループには、イベントなどで入手できる武器に付いていることが多い、EX攻刃スキルが属します。
基本的にEX攻刃に加護はかからないと思っていただいて結構です。
(神崎蘭子という召喚石の加護だけ、EX攻刃の中でも特にアンノウンATKという種類にかかります。)
④属性攻撃力カテゴリ
× ( 弱点補正 + 属性攻撃力UP加護 + 属性攻撃力UPバフ - 属性攻撃力DOWNデバフ )
このグループには、召喚石の属性攻撃力UP加護や、特定の属性攻撃力を上昇させるバフが属します。
ここからわかることは、二つあります。
一つ目に、属性攻撃力UP加護は、武器のスキルとは無関係のグループに属しているということ。
二つ目に、属性攻撃力UPのバフは、属性攻撃力UP加護の召喚石を使用していない「神石×神石」編成などで最も効果が実感しやすいということです。
⑤その他カテゴリ
× ( エンチャントバフ × 参加ジョブ数 )
× { 攻撃UP(累積)バフ × 累積回数 }
× ( ストレングス )
× ( 逆境バフ )
× ( キャラLB渾身 + 一部の渾身バフ )
× ( キャラLB背水 )
× ( キャラサポアビ背水の一部 )
× ( その他の乗算枠バフ )
残りのグループは、召喚石の加護や武器のスキルとは別に乗算されるため、どのような編成においても有用であるグループです。
特に、逆境やストレングス、キャラのLBにある背水や渾身はスキルや加護とは完全に別枠乗算なため、どの編成においても非常に強力であるということがわかります。
一番最後の「その他の乗算枠バフ」の中は、加算されるものもあれば、同一グループ内でも乗算されるものもあります。
全て記載するときりがないので、それぞれのバフがどの枠に属するのかを常に意識しましょう。
以上、計算式を5つのカテゴリに分けて解説しました。
これらのことを大まかに覚えておくと、編成を作る際に非常に役立ちますので、是非このページを参考にして、自身の理想の編成を考えてみてください。